日本経済新聞2001.9.5

球体スクリーン登場

「ベンチャー2001KANSAI」と並行して開かれた展示会「ベンチャー・エキスポ2001」では、ベンチャー企業や支援団体が製品や事業内容について来場者に説明した。ブース内では企業の担当者が実際に機器を操作して見せたり、来場者が技術や市場について熱心に質問する姿が見られた。

展示会の参加企業が百社近くに上ったため、いかに来場者の目を引くかもポイントになった。センサー開発のヴイストン(大阪市、大和 信夫社長)は直径1メートル程度の球体のスクリーンを展示し、特殊なカメラで撮影した映像をスクリーン上に切れ目なく再現した。共同開発したジェイアイシー(大阪市)の武田 亮介社長は「暗幕を張って画面を見やすくするなど、分かりやすさに工夫を凝らした」と言う。


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