平成14年9月5日(木) 日本工業新聞

中小支援センター

ビジネスアイデア支援事業

モデル企業に32社

中小企業総合事業団が運営する中小企業・ベンチャー総合支援センターは、今年度の新規事業である「ビジネスアイデア支援モデル事業」のモデル企業を32社採択、事業化に向けた支援を開始する。同事業は、同センターが新規性・成長性がある有望なビジネスプランを公募し、モデル企業を選定、事業化の支援をするもの。内容は、同センターのプロジェクトマネジャー(弁護士、弁理士など)12人で専門チームを編成し、事業の成長段階に応じコンサルティングを行うほか、新事業のマーケティング情報を提供するなど総合的に支援する。
 今回、全国各地から127社が応募した。そのなかから、特定保健用食品開発を行う、北海道バイオイングストリー(社長・佐渡 宏樹氏、札幌市、011-812-2512)、油リサイクル再生還元装置開発を行うウェッジ(社長・佐藤 一男氏、静岡市、054-253-3009)、新手法のカメラ開発を行う、ヴイストン(社長・大和 信夫氏、大阪市、06-6467-6601)、住宅関連の新工法開発などを行う飯田建設設計事務所(社長・飯田 郁夫氏、大分市、097-532-0349)など合計32社が採択された。