サーボモータの原点合わせ
サーボモータには個体差があるので、組立前に出力軸を原点(出力軸は180°の範囲で回転します。ここでは、その可動範囲の中央のことを原点と呼びます)に合わせる必要があります。原点合わせ後は指示がない限り、出力軸を回さないように注意してください。
プログラムの書き込み
Freaduino UNOをUSBケーブルでPCに接続します。
サーボモータの原点を合わせるためのプログラムpositioning(4362)をダウンロードします。
このプログラムを書き込むときはサーボモータを接続しないでください!
ダウンロードしたpositioning.inoをダブルクリックします。
ダブルクリックするとプログラムの書き込まれたArduino IDEのウィンドウが現れます。
メニューのツール>マイコンボードからArduino UNOを選択します。
メニューのツール>シリアルポートからFreaduino UNOを接続しているポートを選択します。通常は自動的に選択されています。
お使いのPCの環境によってはFTDIドライバというソフトをインストールする必要があります。ArduinoをPCとUSBケーブルで接続した場合にPCがポートを認識できない場合はFTDI社ウェブサイトからドライバを入手してインストールしましょう。
最後に、書き込みボタンを押しましょう。Freaduino UNOがPCから正常に認識されていれば、LEDが点滅してプログラムが書き込まれます。
サーボモータを基板に接続する
次に、Freaduino UNOに加えて、サーボモータ×4を用意します。
各サーボモータをFreaduino UNOの4−7番ピンに挿します。信号線(白いケーブル)が内側(黄色いピンヘッダ側)に、GND(黒いケーブル)を外側(黒いピンヘッダ側)となるように接続します。サーボモータとピンヘッダの番号の対応はありません。合計4つのサーボモータがFreaduino UNOの4−7番ピンに挿してあれば大丈夫です。
この状態で、Freaduino UNOに付属の電池ボックスを接続してください。下の写真ではPCにUSBで接続してますが、実際には電池ボックスで動かしてください。PCに接続しなくても動作します。先ほど書き込んだpositioning.inoにより、全てのサーボモータの出力軸が原点(可動域の中心90°)の位置に移動します。サーボモータが反応しない場合は以下の2点を試してください。
- サーボモータを挿し間違えしていないか確認する
- Freaduino UNOからサーボケーブルを抜いた状態で、プログラムを再度インストールする