会社概要
Company overview
01企業情報
商号 |
ヴイストン株式会社 |
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設立 |
2000年8月4日 |
資本金 |
10,000万円 |
本社所在地 |
〒555-0012
大阪府大阪市西淀川区御幣島 2-15-28
TEL:06-4808-8701
FAX:06-4808-8702
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代表取締役 |
大和 信夫 |
主な事業内容 |
- ロボット関連製品の開発・製造・販売
- ロボット関連イベントの企画・実施
- 全方位センサ関連製品の開発・製造・販売
- センサネットワーク関連製品の開発・製造・販売
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「こころ」を持ったロボットを創る
代表取締役:大和 信夫
人とロボットが共存する社会を実現する。そのために、いろいろなロボットを開発してきました。ロボット開発を始めた当初、理想のロボットを実現できていないのは、モータやセンサ等のロボットの構成要素を実現するための技術が未熟なためだと考えていました。
AI搭載型ロボットの競技会への参加を通じて、ロボット関連技術の向上にも努めてきました。自ら環境を認識して活動するロボットとの協業・協労を重ねるうちに、足りないのは構成要素を実現するための技術ではない、単に機械としてのロボット、道具としてのロボットの開発を続けても、人と共存できるものは作れないと感じるようになりました。
それほど遠くない未来に、何事も万能にこなしてくれる、それでいて人間に危害を加えることなどない、そんなロボットが実現するかもしれません。しかし、何かをしてくれるとか機能的にすぐれているといったことよりも、一緒にいてくれる存在、同じ時間や空間を過ごしながら、体験や経験を共有できるロボットにこそ、無限の可能性があると思うようになりました。
ロボットは、IoTにおけるインターフェースデバイスとして人ともっとも親和性が高く、これにAIを加えると、活躍できる領域は劇的に広がります。さらにロボットが「こころ」を持てば、人とロボットはいっそう深く繋がることができます。
家事手伝いができなくても、「こころ」が繋がる相手がいれば、私たちは内面から豊かになることができます。ロボットの身体的な能力が低くても、「こころ」が繋がるロボットは話し相手となって、いきいきと活動することへの動機付けができます。健康管理のトレーナー役にもなってくれます。一緒に思い出を残すこともできれば、共に考えながら悩みを解決することもできます。
私は、人とロボットが共存する社会は、人類が「いきいきと幸せに生きる」ことができる社会だと考えています。「こころ」を持ったロボットを創ることで、その実現を目指します。
所属団体・役職
最終学歴
- 北陸先端科学技術大学院大学/先端科学技術専攻 博士後期課程修了 博士(知識科学)
受賞歴(個人)
2008年8月 |
経済産業省「第2回ものづくり日本大賞 優秀賞」受賞 ものづくり名人 |
2013年4月 |
日本機械学会教育賞受賞 |
2024年3月 |
日本MOT学会2023 スチューデントアワード銅賞を受賞 |
著書
- 「ロボットと暮らす」ソフトバンククリエイティブ社
- 「はじめてのロボット工学」オーム社(共著)
- 「ロボティクス」日本機械学会(共著)
- 「ロボット工学ハンドブック」コロナ社(共著)
論文他
- Computers in Human Behavior: Artificial Humans『Baby schema in human-robot physical interaction: Influence of baby likeness in a communication robot on caregiving behavior』
https://doi.org/10.1016/j.chbah.2025.100150
- Journal of Technology in Human Services『Technology Acceptance Models from Different Viewpoints of Caregiver, Receiver, and Care Facility Administrator: Lessons from Long-Term Implementation Using Baby-Like Interactive Robot for Nursing Home Residents with Dementia』
https://doi.org/10.1080/15228835.2023.2292058
- デジタルプラクティス『認知症高齢者向け赤ちゃん型対話ロボット−介護施設での長期導入の実現−』
http://id.nii.ac.jp/1001/00220241/
- Frontiers in Robotics and AI『A Minimal Design of a Human Infant Presence: A Case Study Toward Interactive Doll Therapy for Older Adults With Dementia』
https://doi.org/10.3389/frobt.2021.633378/
- 日本MOT学会第15回年次研究発表会(2023年度)『介護施設におけるコンパニオンロボットのTAM−利用者、運用者及び施設管理者の各視点から考察した施設全体の技術受容モデル−』
- 12th International Conference on Applied Human Factors and Ergonomics (AHFE2021) and the Affiliated Conferences『Robotic baby doll with minimal design for interactive doll therapy in elderly dementia care.』
https://doi.org/10.1007/978-3-030-80840-2_48/
- 29th IEEE International Conference on Robot and Human Interactive Communication『Acceptance of a minimal design of a human infant for facilitating affective interaction with older adults: A case study toward interactive doll therapy』
https://doi.org/10.1109/RO-MAN47096.2020.9223613/
- 第41回日本ロボット学会学術講演会(RSJ2023)『赤ちゃん型対話ロボットが介護者に与える影響』
- 第41回日本ロボット学会学術講演会(RSJ2023)『介護者が見守らないコミュニケーション支援実現に向けた対話ロボットの要素検討』
- 第39回日本ロボット学会学術講演会論文集(RSJ2021)『介護施設への赤ちゃん型ロボットの継続的導入に向けた予備的調査−パッシブソーシャルメディアとしての赤ちゃん型ロボットの可能性−』
- INTERACTION 2023『ロボットの赤ちゃんらしさは人にどんな影響を与えるのか?−赤ちゃんらしい見た目と声の影響調査−』
- INTERACTION 2023『家族とのつながりを強める「私の分身『ひろちゃん』ワークショップ」の提案』
- サービソロジー(2021)『ロボットとホスピタリティについて考える』
https://doi.org/10.24464/serviceology.7.4_113
- サービスプラクティス 2024『赤ちゃん型コンパニオンロボットによる介護職員の精神健康度の改善』
http://ja.serviceology.org/publish/service_practice_backnumber.html
- 2024『組織単位での技術受容のモデル化−介護施設における赤ちゃん型対話ロボットの長期導入の事例分析−』
- 第22回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会論文集(SI2021)『メカナムホイールとクローラの性能を併せ持つ全方向移動機構メカナムクローラの提案』
- 第23回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会論文集(SI2022)『全方向移動機構メカナムクローラの性能評価』
- 第24回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会論『レスキューロボットコンテストにおける全方向移動メカナムクローラの段差走破性能の改善』
- 2023年度 計測自動制御学会関西支部・システム制御情報学会シンポジウム『全方向移動が可能な左右分離型メカナムクローラの操作性の評価』
02受賞歴
2000年11月 |
ベンチャービジネスコンペ2000(主催:大阪市)にて産学連携推進賞を受賞 |
2004年 2月 |
日本新事業支援機関協議会「JANBO Awards 2003 JANBO新事業創出賞」受賞 |
2004年12月 |
大阪商工会議所「2004年度大阪活力グランプリ」受賞(TeamOSAKA) |
2004年7月 |
自律型ロボットサッカーの国際プロジェクト「Robocup」に大阪の産官学連合チーム「TeamOSAKA」として出場、世界大会優勝(2004〜2008年まで、世界大会5連覇) |
2004年11月 |
大阪商工会議所「2004年度大阪活力グランプリ」受賞 |
2005年 2月 |
創業・ベンチャー国民フォーラム「Japan Venture Award 起業家部門 奨励賞」受賞(大和信夫) |
2006年 2月 |
(財)中小企業異業種交流財団「優秀製品賞」受賞(TeamOSAKA) |
2006年 4月 |
中小企業庁「元気なモノ作り中小企業300社」に選定される |
2006年12月 |
文化庁「関西元気文化圏賞ニューパワー賞」受賞(TeamOSAKA) |
2007年 3月 |
経済産業省産業クラスター計画「関西フロントランナー大賞」受賞 |
2007年 8月 |
経済産業省「第2回ものづくり日本大賞 優秀賞」受賞(大和信夫、前田武志、今川拓郎) |
2008年 8月 |
ロボカップ世界大会5連覇達成に対し、大阪市長より特別表彰を受ける(TeamOSAKA) |
2010年 4月 |
経済産業省「関西デザイン撰」に選定される |
2023年 12月 |
介護イノベーション共創WS 最優秀賞受賞 |
2024年 3月 |
ビジコンOSAKA2023 Renovator部門 大賞受賞 |