#topicpath
*&size(30){ネットワーク経由でログインする}; [#seaedbee]

#contents

ロボットが既にネットワークに接続されIPアドレスが正しく割り振られている場合、SSHで同一ネットワーク内のPC等からログインすることが出来ます。~
~
|BGCOLOR(#ffff99):SIZE(22):CENTER:'' http://www.vstone.co.jp/sotamanual/sotamanual_pict/tyuui0.png 注意''|
|COLOR(red):SIZE(18):''OSの設定変更やパッケージのインストール等を行うと、ロボット本体が正しく動作しなくなる場合があります。コンソールでの操作を始める前に、必ず以下の「開発におけるご注意」をご確認ください。''|
&size(25){[[開発におけるご注意>使用上の注意#rf1e7d79]]};~

~

本チュートリアルを進む前に、[[動かしてみる]]を参考に、ACアダプタを接続し、電源をONにしてください。~
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*1. ネットワークへの接続 [#i86788d4]
**有線LANでの接続 [#e94e8c19]
有線LANでネットワークに接続する場合、有線LANコネクタにLANケーブルを接続し起動すると自動的にIPアドレスが取得されネットワークに接続されます。~
(※DHCPサーバーがネットワーク内で正しく動作している必要があります)~


***Edison版 [#u49330e8]
イーサネットコネクタ非搭載のため、USB LANによって有線でのネットワーク接続を行う必要があります。~

有線LANやマウス、キーボードなどのUSB機器を接続する場合は、カバーを開けそれぞれのコネクタに接続してください。
なお、有線LANや外部USB機器を接続している場合カバーを閉じることは出来ません。~
#ref(http://www.vstone.co.jp/sotamanual/sotamanual_pict/usb1_e.png,60%)


現在動作の確認ができている製品は以下の通りです。~
-ETG4-US2(IO-DATA)
-LUA3-U2-ATX(BUFFALO)

~
Edison版で有線LANに接続している場合は、無線LANに接続することができません。
また、確認方法としては、[[設定モード]]のIPアドレスを確認する際、Sotaが「有線接続だよ」と言えば、接続ができていることが確認できます。~
~
ifconfigのコマンドの場合、「enp0○○」のような表示がされていれば、その項目に表示されたIPアドレスが有線LANでのIPアドレスとなります。

~

***RaspberryPi版 [#a042834c]

有線LANやマウス、キーボードなどのUSB機器を接続する場合は、カバーを開けそれぞれのコネクタに接続してください。
なお、有線LANや外部USB機器を接続している場合カバーを閉じることは出来ません。~
#ref(http://www.vstone.co.jp/sotamanual/sotamanual_pict/usb1.png,60%)
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**無線LANでの接続 [#me49885f]
本チュートリアルでは「QRコード」を利用した接続方法を説明します。~
~
(1)まず、以下のサイトにアクセスし、SSID・パスコードを入力し無線LAN接続用QRコードを生成してください。~
http://www.vstone.co.jp/sota/update/qrcode/~
生成された画像が表示されている画面、あるいはその画面を印刷した紙を用意します。~
~
(2)△ボタンと▽ボタンを3秒間程度同時押しし、設定モードに入ります。~
~
(3)△ボタンを数回押して「QRコードで設定」を選択します。~
~
(4)○ボタンを押します~
~
(5)ロボットの顔から20cm程度離れた位置で、(1)で生成したQRコードを見せます。~
「QRコードが見えたよ。接続できるか~」とSotaが言えば、QRコードの認識に成功しています。~
その後、「接続できたよ」とSotaが言えば接続完了です。~
~
<接続できない場合>~
ロボットとルーター・アクセスポイントを再起動して再度接続してください。~
それでも接続できない場合、WPSでの接続を試みるか、ロボットへログインして接続する必要があります。[[ロボットへ直接ログインする]]をご参照ください。~
~
 「QRコード」は、株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
~
*2. IPアドレスの確認 [#f061e62f]
+△ボタンと▽ボタンを3秒間程度同時押しし、設定モードに入ります。~
~
+△ボタンを数回押して「IPアドレス」を選択します。~
~
+○ボタンを押します~
~
+IPアドレスをSotaが言いますので、記録します。~
~~
*3. SSHでログインする [#n72b926e]
+Sotaと同一のネットワーク内のPC等からSSHクライアントソフトウェアを起動させます。SSHクライアントソフトウェアには「PuTTY」や「TeraTerm」等があります。下記URLよりダウンロード可能です。~
~
「PuTTY」~
http://www.chiark.greenend.org.uk/~sgtatham/putty/download.html~
~
「TeraTerm」~
https://osdn.jp/projects/ttssh2/~
~
+SSHクライアントソフトウェアより、「2. IPアドレスの確認」で記録したIPアドレスに接続します。
ここでは「TeraTerm」を例に説明します。TeraTermでの設定例は以下の画像の通りです。
~
~
#ref(http://www.vstone.co.jp/sotamanual/sotamanual_pict/TeraTerm01.png,55%)
~
~
+ログイン画面で以下のIDとパスワードを入力しログインします。~
-Edison版
 login:root
 Password:edison00
~
-RaspberryPi版
 Username:pi
 Password:raspberry
~


*4. コマンドを入力してサンプルプログラムを動かす [#lde2f327]
以下のコマンドを順番に入力すると、チュートリアル1の「動作テスト」が実行されます。
 cd /home/vstone/vstonemagic/operation_test
 java -jar servosoundtest.jar
※途中で終了する場合は「Ctrl + C」を押して下さい

*5. 電源OFF [#g9615f4a]
○ボタンを3秒間程度長押しします。「おやすみなさい」とSotaが言い、シャットダウンします。正しくシャットダウンするとLEDが消灯します。
#ref(http://www.vstone.co.jp/sotamanual/sotamanual_pict/button_ledoff.png,100%)
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|BGCOLOR(#ffff99):SIZE(22):CENTER:'' http://www.vstone.co.jp/sotamanual/sotamanual_pict/tyuui0.png 注意''|
|COLOR(red):SIZE(18):''起動中に電源ケーブルを抜かないでください。システムファイルが破損し、ロボットが起動しなくなる恐れがあります。必ず○ボタンやsudo poweroffコマンドで電源を切るようにしてください。''|
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|BGCOLOR(#ffff99):SIZE(22):CENTER:'' http://www.vstone.co.jp/sotamanual/sotamanual_pict/tyuui0.png 注意''|
|COLOR(red):SIZE(18):''「おやすみなさい」とSotaが言えば、電源ボタンから手を離してください。長押ししすぎると(10秒程度)、強制シャットダウンが行われますのでご注意ください。''|

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