RB2000/RB300
本製品は生産・販売終了しました。

01ダウンロード情報

よくあるご質問

02本体の組み立てについて

本体の組み立ての難易度はどの程度ですか?また、組み立てにはどの程度の時間がかかりますか?
本体の組み立てについては、RB2000,RB300ともに、基本的にフレームパーツのネジ止め、及びサーボモータの配線接続などの比較的簡単な作業のみになります。ネジ止めには、プラスドライバ(0〜2番)のみを使用します。配線はCPUボードにコネクタを接続するだけなので、半田付けなどの必要はありません。
組み立てに必要な時間は、RB300は初心者向けなので2〜3時間程度で完成します。RB2000も、およそ6〜8時間程度で組み立てることが可能です。

03本体の操作について

駆動に使用する電源は何ですか?また、連続でどのくらいの時間動作しますか?
RB2000は、5セルのニッケル水素バッテリ(本体同梱)を、RB300は4本の単三乾電池(別売り)を、それぞれ電源として使用します。本体の駆動時間は、前者は30分〜1時間、後者は30分程度です。
ロボットを操縦するためのコントローラにはどのようなものが使用できますか?
ロボットの操縦に使用できるコントローラは、市販のゲーム機用のゲームパッド、及び三和電子機器社製ロボットコントローラ「ProBo」です。
コントローラでの操縦には、何種類くらいのモーションを割り当てることができますか?
コントローラでの操縦は、ボタンごとに任意のモーションを割り当てる形式になります。また、アイドリングなどいくつかの特別な状態に対してもモーションを割り当てられます。ゲームパッドの場合、モーションを割り当てられる入力の数は20通りです。また、各入力には最大で4つまでモーションを割り当てられるので、合計で80通りのモーションを割り当てることが可能です。

04ロボットの動きについて

RB2000はどの程度の運動性能が備わっていますか?
RB2000は、RB1000でおなじみの軽量/ハイトルクのサーボモータ「RBS581」を使用しています。また、厳選された軸構成により、従来の運動性能をなるべく損なわずに軽量化を実現し、前後転/側転などRB1000でおなじみの動作から、鉄棒運動のように非常にアクロバティックな動きが可能となりました。
ロボットの動画を見ることはできますか?
本webサイト内のギャラリーページ(こちらです)をご参照ください。ギャラリーページの動画には、RB2000の鉄棒運動や、前後転/側転などを公開しており、運動性能の高さをご確認いただけます。また、ロボットからの効果音再生でドラムスを叩くデモなども公開しております。

05本体の拡張性について

RB2000、RB300にはセンサなどは搭載していますか?また、追加でセンサ類を拡張することはできますか?
RB2000、RB300は、初期状態ではセンサ類を搭載しておりません。センサ類の拡張は、別売りの拡張ボードシリーズをCPUボードに接続して行います。
別売りの拡張ボードについて詳しく知りたいのですが
別売りの拡張ボードには、2軸ジャイロセンサ/3軸加速度センサを搭載した「VS-IX001」、16chのデジタル入出力を搭載した「VS-IX007」、8chのアナログ入力を搭載した「VS-IX008」などが販売されています。 基板のサイズは全て25x30mmと非常に小型で、VS-IX001は基板上に全てのセンサが搭載されており、それ以外の拡張ボードは基板上に備わったコネクタにセンサやLEDを接続します。
専用の拡張キットではなく、ブラケットなどフレーム単体でロボット本体をカスタマイズしたいのですが、可能ですか?また、その場合どこから購入できますか?
ロボット本体のアルミパーツにつきましては、オンラインショップ「ロボットショップ」にて、最小構成から販売しております
拡張キットなどで本体を組み替えた場合、後で組み替える前の状態に戻すことはできますか?
はい、可能です。ロボットの拡張パーツについては、フレーム、モータ、CPUボードなど共通部品が多く含まれているので設計が似通っており、組み換えのために部品を追加工したりする必要はありません。

06音声の再生について

ロボットから音を鳴らすためには何が必要ですか?
ロボットから音を再生する場合は、音声出力用のスピーカと、再生させる音声データが必要です。スピーカにつきましては、ロボットのCPUボードにアンプを内蔵しているので、スピーカ部品をそのまま接続するだけとなります(外部のアンプを接続できるコネクタも別途備わっております)。RB2000には元々スピーカを同梱しております。
ロボットが対応している音声データは、Windowsなどでも再生可能なwaveサウンド形式(44〜8kHz,8/16ビット,モノラルPCM形式、MSADPCMのいずれか)となります。音声データは、PCから録音したり、フリーの音素材をダウンロードするなどしてご用意ください。また、準備した音声データは、RobovieMakerよりロボットに書き込みます。書き込んだ音声データは、ロボットのモーションに同期させて再生することが可能です。
製品に音声データなどは付属していますか?
はい、製品に付属のサンプルモーションには、あらかじめ様々な音声を割り当てたものを収録しております。
自分で作成した新しい音声を割り当てることは可能ですか?また、自分で音声を作る場合はどうすればよいですか?
はい、ロボットの音声には自作のデータなど様々な音を自由に割り当てることができます。ロボットが対応している音声データは、Windowsなどでも再生可能なwaveサウンド形式(44〜8kHz,8/16ビット,モノラルPCM形式、MSADPCMのいずれか)となります。
音声データを自作する方法については、PCから直接マイクなどで録音したり、市販の音声合成ソフト、効果音作成ソフトなどを利用するなどの方法が挙げられます。それらで作成したデータを前述の形式に変換すれば、自作の音声データをロボットに書き込んで再生することが可能です。
ロボットには何種類の音声を再生させることが可能ですか?
ロボットが再生できる音声データの種類は最大256種類まで可能ですが、書き込む音声データのファイルサイズを合計で352kbyte以内に収める必要があります。例えば、音質が最も低い音声データの場合(MSADPCM形式)、およそ2分弱の音声を書き込むことが可能です

07RB1000との比較について

RB1000とRB2000の違いはなんですか?
RB1000とRB2000の大きな違いは、まずCPUボードが挙げられます。RB2000に搭載されたCPUボード「VS-RC003」は、サーボモータ30ch制御、音声出力、ゲームパッド対応、USB接続など、RB1000のものに比べてはるかに進化しています。また、軸構成も上半身を中心に大きく変更されており、胴体部分の隙間を増やして中に拡張ボードやスピーカを収納可能にしたり、背面に取っ手を追加したりしています。
現在RB1000を所有しているのですが、RB2000などへのアップグレードは可能ですか?また、可能であれば何を購入すればよいですか?
RB1000からRB2000などにロボットをグレードアップする場合は、サーボモータを除く大半の部品(CPUボード、アルミフレームなど)を入れ替える必要があります。RB1000からグレードアップを行うキットは、現在のところ販売予定はありません。
RB1000からRB2000では、RB1000で作成したモーションファイルを使うことができますか?
RB1000とRB2000では、CPUボードの種類が異なるためモーションファイル自体に互換性はありません。また、軸配置も異なるので、たとえ各軸を同じ角度だけ動かしたとしても、正しく動作しない可能性があります。ただ、付属ソフトウェアRobovieMakerにRB1000のモーションファイルをコンバートする機能を搭載しております(変換後のモーションには若干の違いが発生する場合がありますのでご了承ください)。
RB1000とProBoを所有しているのですが、RB2000でもProBoは使用できますか?
RB2000のCPUボードでもProBoを使用することが可能です。ただ、接続にはジャンパピンを用意していただく必要があります。ジャンパピンは、弊社webサイトよりRB2000をご購入いただいた場合、ProBo所有の旨をお知らせいただければ無料でお付けします。
RB1000に使っているジャイロセンサはRB2000でも使用することはできますか?
RB2000のCPUボードでは、RB1000で使用しているジャイロセンサは対応しておりません。RB2000でジャイロセンサ及び加速度センサを使用する場合は、2軸ジャイロセンサ/3軸加速度センサ拡張ボード「VS-IX001」を接続する必要があります。こちらは、25x30mmのコンパクトな基板に前述の全てのセンサが搭載されているので、ロボットの体内に搭載するためのスペースも従来より小さくなります。また、RB2000は胴体に拡張ボードをマウントできる設計になっております
RB1000のDIO機能を使って自作回路を組み込んでいるのですが、RB2000でもそれをそのまま使用できますか?
RB2000のCPUボードには、DIO用の端子が備わっていないので、そのままではそれらの回路は接続できません。ただ、LED拡張ボード「VS-IX004」やDIO拡張ボード「VS-IX007」などを別途販売しており、これらを使用してRB2000にLEDやスイッチなどを接続できます。

08Robovie-iからの拡張について

現在Robovie-iを所有しているのですが、RB2000などにアップグレードすることは可能ですか?また、可能であれば何を購入すればよいですか?
Robovie-iは、RB300と同様にRB2000などへ本体をグレードアップすることが可能です。その場合は、「Robovie-i/RB300 → RB2000 グレードアップキット」をご購入いただく必要があります。(「Robovie-i/RB300 → RB2000 グレードアップキット」は販売を終了いたしました)
RB300、Robovie-iからRB2000にグレードアップしたいのですが、難しそうな印象があります。実際にRB2000はどの程度難しくなりますか?
具体的な難易度の比較などは、一概に言い表せないこともあり説明が難しいのですが、基本的にRB300、Robovie-iとRB2000の大きな違いは軸数(関節数)になります。
ロボットの軸数が増えると、ロボットの運動性能やモーションの表現力が向上するのですが、その分多くのサーボモータをバランスよく動かす必要があります。また、本体重量も重くなるため、重心など体のバランスを考慮してモーションを作成する必要があります。
しかし、RB2000の関節は13軸と比較的少ない部類に入る構成で、体重も軽量です。RB300、Robovie-iに比べると最初は扱いに戸惑うかもしれませんが、付属のサンプルモーションなどを参考にモーションを作成していくうちに、扱いになれて自由にロボットを動かせるようになると思います。

09その他

RB300とRobovie-iの違いは?
RB300は、Robovie-iをRB2000向けにリファインした機体です。製品に含まれるパーツや軸配置などはほぼRobovie-iと同一で、胴体フレームと手先フレームの形状が若干異なるのみです。
Robovie-M、Robovie-MS、及びその他二足歩行ロボットキットを所有しているのですが、RB2000などにグレードアップすることは可能ですか?
これらの機種については、フレーム、CPU、サーボモータいずれも互換性がないため、グレードアップは不可能です。