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【長期レンタルB】ROS対応 二輪駆動台車ロボット メガローバー Ver2.1 バンパーセンサー、LRF装備機体

【長期レンタルB】ROS対応 二輪駆動台車ロボット メガローバー Ver2.1 バンパーセンサー、LRF装備機体

モデル:4571398313783_longb

メーカー: ヴイストン株式会社

ベース価格: 396,000円(税込)
付与ポイント:3960pt
 売り切れ 

本製品はメガローバーVer2.1 バンパーセンサー、LRF装備機体の長期レンタルサービスです。

メガローバーVer2.1

サービスの目的

今回、これまでレンタルサービスを実施してきた「メガローバーVer2.0」に代え、シリーズ最新版である「メガローバーVer2.1」のレンタルを開始いたします。Arduino IDEでの開発やROSでの制御など、取り扱い性に優れたメガローバーVer2.0の特徴は生かしつつ、より安定した稼働を実現します。メガローバーVer2.0で開発したソフトウェアは、基本的にはそのままメガローバーVer2.1に引き継げますので、プロジェクトのスムーズな進行を妨げません。

本サービスを利用いただくことにより、需要が高まっている搬送ロボットや自律制御・オートメーションロボットなど、今後の重要な社会インフラとなりうるロボットの研究・開発をスムーズに始めることが可能です。物品を運ぶ運搬ロボット、倉庫などでの自動輸送の研究・開発など、様々な用途に対応できる柔軟性を備えています。

なお、メガローバーVer2.1レンタルサービスのコース設定については、メガローバーVer2.0を踏襲しており、お客様のお手元での本体改造など、各種条件にも変更はありません。また、すでにメガローバーVer2.0をレンタルされているお客様の、メガローバーVer2.1への機種変更については、弊社担当までご相談ください。

サービスの詳細

本サービスは、10日間を基本とした「短期レンタル」と、6ヶ月程度以上を想定した「長期レンタル」とで構成されています。
短期レンタルは、メガローバーVer2.1の基本的な動作確認や導入検討に適したコースです。実機を用いた動作確認や、本格導入前の検証や詳細仕様確認などに適しています。
長期レンタルでは、メガローバーVer2.1を用いた本格的な開発作業を行うことができます。メガローバー本体の導入代金をレンタル費用として扱うことができると同時に、長期レンタルの場合には、ユーザーサイドでのメガローバー本体への改造や改変も可能です。メガローバー本体を購入する場合と全く同様に取り扱うことができるため、高度で複雑な開発作業にも用いることができます。また、長期レンタルに関しては、通常のメガローバーVer2.1機体のほか、前後のバンパーセンサーとレーザーレンジファインダーが装備された機体もラインナップされており、開発の幅がいっそう広がります。

種別 機体仕様 レンタル期間 ※ 参考レンタル費用(税別) ※ ユーザーでの機体改造
短期レンタル メガローバーVer2.1
通常機体
10日間 5,000円/日 不可
長期レンタルA メガローバーVer2.1
通常機体
6ヶ月~ 初回6ヶ月:40,000円/月
契約延長時:20,000円/月
長期レンタルB メガローバーVer2.1
バンパーセンサー、LRF装備機体
6ヶ月~ 初回6ヶ月:60,000円/月
契約延長時:25,000円/月

※長期レンタルにおけるレンタル期間については、ご要望に応じて調整可能です。
また、レンタル費用はレンタル期間により変動します。詳しくはお問い合わせください。


【手続き手順】
お申込みいただく際には下記の手続きをお願いいたします。

  1. メガローバーレンタル規約のご確認、ご同意
  2. メガローバーレンタル申込書のご提出
  3. 本ページからのお支払い手続き
    ※代金引換はご利用いただけません。クレジットカードまたは銀行振込のみとなります。

【利用規約】※クリックでPDFファイルが開きます。


【申込書原本】

レンタル申込書の提出は、下記メールアドレスにPDFでご送付いただくか、FAXでご送付下さい。


【申込書記入例】

※複数台のレンタルをご希望の際は、希望する台数(数量)を入力の上、カートに入れてください。
※複数台のレンタルをご希望で、別々の期間でのレンタルを希望される場合、カートにはそれぞれ希望する納期のメガローバー(レンタルサービス版)を入れて頂けますようお願いいたします。

その他のレンタル期間をご希望の場合は下記ページからお申し込みください。



「メガローバーVer2.1」は、「メガローバーVer2.0」の後継機種となる二輪駆動の研究開発用台車ロボットです。
アルミフレームの高剛性なロボットとなっており、可搬重量は 40kg、最高速度は 1.4m/s を実現しています。
Wi-Fi / BLE / Bluetooth Classic の無線通信規格と、USB シリアル通信に対応しており、PC やタブレット、Raspberry Pi といったデバイスや、
ROS での制御を行うことができます。
制御ボードには、新開発のArduino互換ボード「VS-WRC021」を搭載しており、Arduino IDE を用いてプログラムすることで動作させることも可能です。

高い運動性能と大きな積載量をもつ安価な二輪駆動ロボット

メガローバーVer2.1の最高速度は 1.4m/s となっており、一般的な人の歩行速度に十分追従できます。
また、40kgの可搬重量を持つため、制御用のPCや計測用のセンサ類等を余裕を持って搭載することが可能です。 電源は、大型の鉛バッテリーを搭載しているため、バッテリー駆動時間は30時間以上※と長く、実験等をスムーズに行うことができます。
※0.3m/sでの定速走行による参考値です。

専用の無線ゲームパッドで簡単操作

製品に付属の無線コントローラ「VS-C3」を使用すれば、PC 等を接続しなくても、メガローバーを無線操縦することができます。 手動操縦で動作させる際や動作確認等にお使いいただけます。

無線/有線接続で制御

メガローバーVer2.1は、Wi-Fi / BLE / Bluetooth Classic の3種の無線通信と、有線の USBシリアル通信に対応しています。 指定のコマンドを用いることで、PCやタブレットなど、様々なデバイスからメガローバーVer2.1を制御することが可能です。 また、Raspberry Pi の GPIO ソケットと互換のコネクタが搭載されているため、ロボット本体にRaspberry Piを簡単に搭載することができ、制御にも使用することができます。

ROSメッセージ通信でコントロール

メガローバーVer2.1は、ROSメッセージ通信に対応しています。
ROSが動作するデバイスとWi-FiまたはUSBケーブルで接続することで、ROSを使った制御が可能となります。 ROSメッセージ通信を使うことで、速度や旋回量の指令値を、わずか数行のコードでメガローバーに送信することができます。
導入ドキュメントと以下のサンプルプログラムが付属するため、初心者の方でも、ROS環境で制御システムを作成し、簡単に動かすことができます。
※ROSを動作させるデバイスは別途ご用意いただく必要があります。
※弊社で推奨するデバイスの動作環境は後述の通りです。

【ROSサンプルプログラム一覧】

  • ゲームパッドからの操作
  • SLAM(gmapping)
  • navigation
  • マウス(タッチパッド)からの操作
  • SLAM(cartographer)

※本製品に含まれないライブラリなどのセットアップが追加で必要になる場合があります。
※SLAM、 navigationを行うためには LRFが必要です。

Arduino IDEでプログラム可能

メガローバーVer2.1の制御ボードである「VS-WRC051」には、Arduino互換のマイコンESP-WROOM-32が搭載されています。
そのため、Arduino IDE を用いてメガローバーVer2.1の制御プログラムを作成することができます。 製品付属のライブラリには、モータ制御関数や通信関数が含まれていますので、少ない開発負担で制御プログラムを作成することが可能です。
※VS-WRC051をArduino IDEを用いてプログラミングする場合、Arduino IDE 1.8.6以上が動作する環境が必要です。

メガローバーVer2.0からの変更点

従来モデルであるメガローバーVer2.0からの主な変更点は以下の通りです。

電流制御回路の追加
モーター電流制御回路を追加することで、より細かな制御ができるようになり、過負荷にも強くなりました
通信経路の対ノイズ性能向上
本体内の通信経路について、対ノイズ性能を向上させました。運用の安定性向上が見込めます

ハードウェア構成


外形寸法図


製品仕様

サイズ396(L)×353(W)×166(H)mm
本体重量約15kg
可搬重量約40kg
本体材質アルミニウム
最高速度(実測値)1.4m/s
バッテリー12Vシール鉛 312Wh
稼働時間(目安)約30時間※使用状況によります。
駆動方式2輪駆動、後部キャスター1個
タイヤ直径152mm
モーターDCモーター 40W×2
回転検出エンコーダ
制御基板VS-WRC051
SDKVS-WRC051用 Arduinoライブラリ、ROSパッケージ
インターフェースUSBシリアル、Wi-Fi、Bluetooth Classic、BLE
収録サンプル Arduinoライブラリ
  • 車輪制御
  • エンコーダ読み取り
  • 各種通信機能等
ROS用サンプルコード
  • ゲームパッドからの操作
  • マウス(タッチパッド)からの操作
  • SLAM(gmapping)
  • SLAM(cartographer)
  • navigation
付属品充電器、無線コントローラー
注文時オプションレーザーレンジファインダー、前後バンパー、拡張機器用電源基板、Raspberry Pi 4B 2GB版、非常停止スイッチ、ワイヤレス充電、ROS PC

※製品仕様その他は、予告なく変更する場合がございます。
※開発環境やROS環境はお客様にてご準備ください。

ROS使用時の推奨動作環境

下記条件を満たしていても、相性などにより、正常に動作しない場合があります。
仮想環境は、タイムラグにより安全な制御が行えない場合があり、推奨しておりません。

OSUbuntu 16.04 (64bit)Ubuntu18.04 (64bit)
ROSROS KineticROS Melodic
CPUCore i5 7200UCore i5 8259U
メモリDDR4 PC4-17000 4GBDDR4 PC4-19200 8GB
ストレージSSD 128GBM.2 SSD 256GB
グラフィックIntel HD Graphics 620Intel Iris Plus Graphics 655

各種ダウンロード

購入時オプション一覧

ご注文時にご依頼いただく事で、様々なオプションを取り付けた状態で発送いたします。
取り付けにはお時間をいただきますので、事前にお問い合わせください。


【実用事例】

名城大学理工学部 田崎研究室

研究テーマ:安価なセンサによる自動運転向け地図生成

田崎研究室では、車載可能な安価なセンサで地図生成を行う研究を行っています。
自動運転車は地図を利用しないとスムーズな動きはできませんが、地図の生成コストはとても高いという問題があります。 安価なセンサでの地図生成機能の簡易テストとして、研究成果を自動運転用ソフトウェアAutowareに組込み、 Autowareからメガローバーを制御しました。

名城大学理工学部電気電子工学科
システム・情報通信研究室 田崎研究室

カスタマイズのご案内

研究開発用台車ロボットは、標準機では仕様を満たさない、別途機器を搭載して研究をしたいといった企業様向けに、ご要望に合わせたハードウェアのカスタマイスが可能です。カスタマイズにおける費用、納期については要件ごとに異なりますので、まずはお気軽にご相談ください。
お問い合わせはこちら
※なお、お客様独自のシステムに関する開発・サポートは行っておりません。

カスタマイズ事例
A社:稼働時間を長くするためにバッテリーを増設
B社:積載重量300㎏用にハードウェアの設計
C社:別途機器を搭載するための取り付け穴を天板に追加工
D社:別途機器を搭載するのためのやぐらの設計、取り付け
E社:オプション品のLRFではなくユーザーが指定するLRFを取り付け
F社:より強力なモーターへの変更

拡張用部材の搭載例(追加工無し)

よくあるご質問(FAQ)

屋外で使用できますか?
研究開発用台車ロボットは屋内での使用を想定した機器となっておりますため、防塵性能や防水性能は有しておりません。
また、屋外での使用についてはサポート対象外となります。
製品のCADデータは提供してもらえますか?
申し訳ございませんが公開可能なCADデータはご用意しておりません。
ご購入後であれば、PDFデータでの三面図は提供可能です。
開発用にSDKは別途購入が必要なのでしょうか?
Ver2.0では、SDKは全て標準で付属となっております。
Arduinoライブラリ、Windowsからの制御サンプル、ROSからの制御サンプルなどが含まれております。
Raspberry Pi設定に関するドキュメントはありませんか?
Raspberry Piのセットアップに関する部分につきましてはサポート対象外とさせていただいております。
Raspbianを使用される場合は、公式ドキュメントご参照ください。ROSberryPi
実物を見ることはできますか?
ヴイストン株式会社の大阪本社には実物がございますので、法人様に限りデモを行うことは可能です。
ご希望の方は事前にお問い合わせフォームりご相談ください。
本体を購入後、オプション品の付加を個別に実施することは可能でしょうか?
取付作業を弊社で実施する場合、製品発送の送料及び取り付け費用を別途ご負担いただけましたら可能です。
制御ソフトウエアのサポートは対応可能ですか?
お客様独自の作業を要する事項についてはサポート対象外です。

Ubuntuは、Canonical Ltd.の商標または登録商標です。
Arduinoは、Arduino AGの登録商標です。
Wi-Fiは、Wi-Fi Allianceの登録商標です。
Bluetooth®は、Bluetooth SIG, Inc. USAの商標または登録商標です。
その他、記載されている製品名などの固有名詞は、一般に各社の商標または登録商標です。


現在のレビュー: 0

この商品は2020年06月29日(Mon)に登録されました。

【領収書発行の有償化および、書類宛名変更機能の実装につきまして】

ヴイストン ロボットショップでは、資源保護の観点からペーパーレス化を推進しており、このたび「紙面としての領収書発行」を有償化させていただくこととなりました。 ご注文に際し、紙の領収書がご必要な場合、また、お品物と異なるご住所への書類別送がご必要な場合などは、こちらの商品ページからご注文ください。

なお、以前よりご利用いただいております、お客様アカウントでの各種PDF書類の発行機能について、利便性を強化するため、発行時のお宛名の変更機能を搭載いたしました。各種PDF書類のご発行時にご活用いただけますと幸いでございます。